童話
会社帰りのサラリーマン「さとる」は、お腹が空いたのでどこかでラーメンでも食べようかと思い、街をぶらぶらしていました。 するとそこに、『速攻ネコラーメン』というお店の看板が目に止まりました。 「そっこう?ねこ?変な名前のお店だなぁ、面白そうだ…
あるところに、1匹のネコがいました。 そのネコの前を、様々な「世界一」の人々が通りかかりました。 世界一お金持ちの人は、ネコにエサをくれませんでした。 世界一有名な人も、ネコにエサをくれませんでした。 世界一頭の良い人も、ネコにエサをくれません…
あるところに、「みかん」と書かれたダンボールの箱が1つあり、そこに2匹のネコがいました。 2匹のネコはそれぞれ「シロネコ」と「クロネコ」でした。 クロネコは言いました。 「この箱の中には絶対に『みかん』なんて入ってないぞ! 箱の中に『みかん』が…
〈北風と太陽〉 北風と太陽がどちらが強いかで言い争いをした。 道行く人の服を脱がせた方を勝ちにすることにして、北風から始めた。 強く吹きつけたところ、男がしっかりと着物を押さえるので、北風は一層勢いを強めた。 男はしかし、寒さに参れば参るほど…
あるところに、神さまはいませんでした。 ですから、「あるところ」もありませんでした。 ある日、と言っても、そんな日はないのですが、神さまは言いませんでした。 「光あれ」 そんなことを言っても、光はありませんでした。(そもそも、誰もそんなことは…
あるところに、ネコの露天商人がいました。 ネコの露天商人は公園で、ビニールシートの上にたくさんの「宝石」を並べて売っていました。 それぞれの「宝石」には、次のような値段札がつけられていました。 えめらるど 100円 るびぃ 200円 だいあもんど 300円…
はなをこえて しろいくもが くもをこえて ふかいそらが はなをこえ くもをこえ そらをこえ わたしはいつまでものぼってゆける はるのひととき わたしはかみさまと しずかなはなしをした 【谷川俊太郎『はる』】 あるところに、101匹のネコたちがいました。 …
はじめに、何もないスペースがありました。 それがあなたでした。 そこは命で満たされていて、あなたは喜びでいっぱいでした。 ある日、そこに雨が降りました。 教えの雨です。 たくさんの教えが、あなたの中に降り続けたので、あなたは濡れてしまいました。…
ようこそ。 愛と光の天使たち。 ティタニアの選ばれし者たちよ。 わたしはあなたのことを愛しています。 今日はあなたの意識を拡大させるためのお話です。(長文です) 1 さて、あなたの目の前にリンゴがあるとします。 このリンゴのことを、あなたは普段「…
こんにちは。 愛と光の天使たち。 行列のできるラーメン屋さんたちよ。 わたしはあなたのことを愛しています。 今日は、この宇宙をカップラーメンに例えてみようと思います。 ここに宇宙というカップラーメンがあります。 宇宙がカップラーメンであるとき、…