「病気」は色、「病気」は季節、「病気」はメロディ、「ネコ」はネコ。
「病気」は悪いものではありません。
病気になることは、悲しいことでも、デメリットでも、マイナスの出来事でもありません。
病気はとても美しく、素晴らしいものです。
なぜなら、病気はあなたの人生の一部であり、あなたの人生はすべて美しく、すべて素晴らしいものだからです。
そして、本当は、この世界に病気は存在しません。
病気とは価値判断のことであり、わたしたちの勝手な解釈に過ぎません。
何かができなくなることが、あなたにとって悲劇でしょうか?
いいえ、決してそうではありません。
もちろん、わたしはあなたの悲しみを知っており、あなたの痛みを自分のことように感じています。
でもだからこそ、あなたに知っていてもらいたいのです。
あなたは何かができなくなることを悲しんだり、そのことで苦しむ必要はありません。
なぜなら、あなたは今、何かを愛することができるからです。
愛することができるなら、他のことができなくなることは全く問題ではありません。
愛することができるなら、あなたはすべてを手にしているのです。
愛することが、あなたがあなたでいるためにすべき唯一の仕事であり、あなたは愛することによって、本当の人生を生きられるのです。
病気ごと自分を愛してください。
病気になった心と体を、慈しみの思いで包み込んでください。
絶え間ない苦しみの中で、永遠のように思える痛みの中で、自分を、自分の運命を、心から愛することは、とてつもなく難しいことのようにあなたは思われるかもしれません。
でも、わたしは知っています。
知っているのです。
「あなたはそんなに弱くない」ということを。
病気に屈するほど、あなたは弱くありません。
あなたは愛です。
愛は、世界最強の力なのです。
あなたは弱気になって自分を見失ったり、嘆き悲しむことで人生を放棄するようなことをするべきではありません。
愛してください。
何もかも、すべてのことを愛してください。
それは、病気を治すためでも、元気を取り戻すためでもなく、ただ、あなたが自分でいるために、あなたが愛でいるためにそうしてください。
そうすれば、あなたは病気を超えて、病気という非現実を超えて、真実のあなたを通して世界を見ることができるようになります。
愛と一つになったあなたの目には、病気は全く別のものに見えることでしょう。
病気は、キャンパスに彩られた一色のカラーに過ぎません。
この世に「黒」がなければ、美しい絵画が誕生できないように、あなたの人生もまた、挫折や絶望がなければ光り輝きません。
あなたの人生というキャンパスを、「愛」と「光」の色で、描き出してください。
病気はまた、移りゆく季節のようなものです。
春夏秋冬、四季の秘めたるそれぞれの美しさを、互いに競い合わせることには、何の意味もありません。
幻のように出会い、ときめきの中で消えていく、あなたの季節を感じてください。
「愛」と「光」の桜が咲き誇るのを、静かに心待ちにしてください。
病気はそして、やさしく奏でられた旋律、繊細で豊かなメロディのようなものです。
たった一つの鍵盤を叩き続けるだけの単調な演奏に、誰が耳を傾けるでしょうか。
音にはそれぞれの良さがあり、その無限の組み合わせが素晴らしい音楽を生むのです。
あなたの奏でてきた日々のメロディの美しさを、いつまでも忘れないでください。
これからもあなたは、「愛」と「光」の旋律の中で踊るのですから。
さぁ、元気を出して、運命を癒やしましょう。
それは誰かに頼らなくても達成できます。
あなたの心の中にいるヒーラーが、あなたの愛に反応して、たくさんの涙を解放します。
もう大丈夫ですよ。
何も怖くないですからね。
すべてはうまくいっています。
あなたの生きる毎日が、美しい色で彩られ、美しい季節の花を咲かせ、美しいメロディの中でダンスする豊かで素晴らしい芸術となりますように。
愛と光を。