尊敬する人物とシンクロする。尊敬するネコとシンクロする。

ねこ cat

〈キリスト教的生活の規範〉

愛には偽りがあってはなりません。

悪を憎み、善から離れず、兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。

怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。

希望を持って喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。

聖なる者たちの貧しさを自分のものとして彼らを助け、旅人をもてなすように努めなさい。

あなたがたを迫害する者のために祝福を祈りなさい。祝福を祈るのであって、呪ってはなりません。

喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。

互いに思いを一つにして高ぶらず、身分の低い人々と交わりなさい。

自分を賢い者とうぬぼれてはなりません。誰に対しても悪に悪を返さず、すべての人の前で善を行うように心がけなさい。

できれば、せめてあなたがたは、全ての人と平和に暮らしなさい。

【ローマ信徒への手紙 12章9節から18節】

こんにちは。

愛と光の天使たち。

敬愛される司祭たちよ。

わたしはあなたのことを愛しています。

今日は、あなたの尊敬する人物になりきることで、崇高な人生を歩むための方法を紹介します。

あなたには尊敬する人物はいますか？

ソクラテス、孔子、イエス・キリスト、ブッダ、アインシュタイン、マザー・テレサ、マハトマ・ガンジー、ヘレン・ケラー、ナポレオン・ボナパルト、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ナイチンゲール、坂本龍馬、ドストエフスキー、ウォルト・ディズニー、ココ・シャネル、スティーブ・ジョブズなど、歴史上のたくさんの尊敬に値する偉人たちが、この世界に生まれ活躍してきました。

また、あなたの周りにいる人たち、家族や友達、会社の上司や学校の先生など、尊敬できる人物はたくさんいると思います。

ところで、尊敬とは何でしょうか？

尊敬とは、他者を敬い、素晴らしいと思える気持ち、その人の生き方に感動し、自分の魂が震えるような感情のことだと思います。

その本質は、あなたが本当はこうなりたいと思っている自分の姿への反応なのです。

なぜなら、あなたは他者の中に、自分の理想とする生き方を投影しているからです。

自分の中にないものには、わたしたちの心は反応しないものです。

だから、もしあなたが誰かのことを尊敬しているのなら、その人を自分の外側に置き続けることで、手の届かない遠くにある目標のようにしてしまうべきではありません。

そうではなくて、その人をあなたの中に置いて、「あの人ならどのように考えるだろうか？」「あの人ならどんな行動をとるだろうか？」と考えるようにしてみてください。

そうすることが、尊敬する人物に対する本当の敬意だと思うのです。

わたしたちは常々、自分たちのエゴを尊敬の対象にしてしまっています。

自分たちでも気が付かないうちに、エゴを崇拝しているのです。

これでは、わたしたちが苦しむ結果になるのは目に見えています。