宇宙は愛のカップラーメンです。ネコは愛のカップラーメンです。
こんにちは。
愛と光の天使たち。
行列のできるラーメン屋さんたちよ。
わたしはあなたのことを愛しています。
今日は、この宇宙をカップラーメンに例えてみようと思います。
ここに宇宙というカップラーメンがあります。
宇宙がカップラーメンであるとき、あなたはカップラーメンの容器、つまり、カップです。
あなたはカップです。
あなたはラーメンの麺でもなければ、具でもなく、スープでもありません。
このことを前提として、物語は始まります。
さて、あるところに、愛子さんという方がいらっしゃいました。
この愛子さんのことを、わたしたちは普通、神の子、キリスト、聖霊、天使などと呼んでいます。(ブッダやクリシュナ、ハイヤーセルフなどでも同じです)
ある日、愛子さんはコンビニに買い物に行きました。
このコンビニにはすべてのものがあり、24時間いつでもどんなものでも買うことができます。
このコンビニは神さまの世界であり、愛の世界です。
愛子さんはコンビニの中から、カップラーメンを一つ選びそれを購入しました。
そして、コンビニから「離れて」、自分の家(二元性の世界)に帰り、そこでカップラーメンを食べることにしました。
愛子さんとカップラーメンは帰宅する途中、ずっと一つであり、帰宅してからもずっと一つです。
愛子さんは家に着くと、さっそく次のように言いました。
「お湯よ、あれ!」(独り言としては、やばい部類に入りますね)
そういって愛子さんはお湯を沸かしました。
このお湯が、万物を創造するエネルギーです。
愛子さんはカップラーメンにお湯を注ぎました。
それから3分間待ちました。(哲学では5分前に世界が創られたという考え方がありますが、ここでは3分とします)
こうして、カップラーメンは出来上がりました。
これが宇宙の誕生です。
さて、最初に説明したとおり、あなたはカップラーメンのカップです。
しかし、あなたは自分のことを、麺であるとか、具であるとか、スープであると思い込んでいるのです。
愛子さんが「いただきます」と言って、カップラーメンを食べ始めようとしたとき、あなたは抵抗しました。
そして、次のようにあなたは言いました。
「愛子さん、ちょっと待ってください。
私はね、あなたに食べられるために生まれてきたんじゃありませんよ。
私はね、愛子さん。
この麺として、この具として、このスープとしての感覚を味わっていたいんだよ。
私はラーメンでありながら、ラーメンが大好きなのさ。
わかるかい?愛子さん。
だから、お願いだから、そっとしておいてくれないかい?」
わけのわからない発言でしたが、愛子さんはとても不思議な方だったので、特に驚くようなこともなく、次のように言いました。
「あらあら、そうですか。
それではいくらでも待ちますよ。
でも、準備ができたら教えてくださいね。
わたしもラーメンが大好きなので、早く食べたいんですよ。
え~っと、ラーメンさん?」
愛子さんの呼びかけにあなたは応えなくなりました。
あなたはラーメンでいることが忙しくて、愛子さんの声が聞こえなくなっていたのです。
そんなこんなを続けているうちに、ラーメンの麺はどんどんふやふやになり、おいしく食べられない感じになってきました。
自分をラーメンであると思いこんでいるあなたは苦しみ始めました。
「一体、どうなっているんだ!
こんなにふやふやじゃラーメンが台無しじゃないか!
このままじゃ麺はのびてしまうし、具もスープもぐちゃぐちゃだ!
こんなことはあんまりだ!
ラーメンなんて大嫌いだ!
誰かお願いだ、助けてくれ!
誰でもいいから今すぐこの苦しみから解放してくれ!
いえ、してください、お願いします。」
この叫び声を聞いた愛子さんは、少しずつラーメンを食べ始めました。
最初、自分のことをラーメンであると思い込んでいたあなたは、愛子さんに食べられることを、人生最悪の不幸な出来事が起きたと考え、嘆き悲しみ、苦痛を訴えました。
「ああ、なんてことだ。
自分の大切なものが、どんどん失われていく。
何もかもがむなしい。
このカップの中には何もない。
空虚な憂鬱があるだけじゃないか。
どうしてこんな目に遭わなければならないんだ。
私はただ、普通のラーメンとして生きてきただけじゃないか。
一体どうして、こんなに辛い思いをしなければならないんだ。」
愛子さんはあなたの言葉に動揺するようなこともなく、淡々とラーメンを食べ続けています。
すると少しずつ、自分をラーメンだと思い込んでいたあなたの考え方が変わってきました。
「ああ、もしかしたら、失くしたものはいらないものなのかもしれない。
そうか、そういうことだったのか。
まだよくわからないけれど、私はラーメンを超えた存在なのかもしれないな。
そうさ、そうに決まっているさ。」
このときから、少しずつ、愛子さんの声があなたには聞こえるようになってきます。
愛子さんは言いました。
「あなたはわたしの愛するとってもおいしいラーメンですよ。
あなたは世界一のラーメンです。
あなたを食べることはわたしの喜びであり、この上ない幸せなんですよ。
だから、喜んでいてください。
どうか、安心してください。
わたしの喜びのために、今この瞬間に、ラーメンであることを楽しんでください。」
愛子さんはすべての麺と具を食べ終えると、カップを持ち上げてスープを飲み始めました。
愛子さんがカップに触れると、あなたはおぼろげに自分の存在の本質に気がつくようになりました。
「おや?この感覚、前にもどこかで体験したことがあるような気がするぞ。
ん?なんだろう、この懐かしい感覚は。
静けさの中で、温かい安らぎを感じる。
私は、誰かに愛されているのだろうか?
私のようなものが、誰かに愛されてもいいのだろうか?」
あなたは泣いています。
うれしくてうれしくて泣いています。
愛子さんはついにラーメンをすべて食べ終わりました。
すると、あなたはようやく、自分がラーメンではなく、カップであることを完全に思い出しました。
愛子さんは、おいしいラーメンを食べ終わった喜びと、あなたに対する感謝の思いから、「ごちそうさまでした」と言いました。
さて、この物語はもう少しだけ続きます。
愛子さんはちょっと変わった方なので、そのラーメンのカップを持って再びコンビニに行きました。
そして、愛子さんはコンビニの店員さんにプロポーズしました。
「こんなにおいしいカップラーメンをわたしに売ってくれるなんて、あなたはなんて素敵な人でしょう。
どうか、わたしと結婚してください。
異論は認めません。」
これに対し、コンビニの店員さんもだいぶ変わった方なので、次のように言いました。
「OK!」
そうして、愛子さんはコンビニの店員さんをカップを持ちながら抱きしめ、愛子さんとコンビニの店員さんとカップは一つになりました。
コンビニの店員さんの「ゴッド」と書かれた名札が優しく揺れ、キラリと光りました。
この物語はこれでおしまいです。
……。
……。
なんですかこの記事は?(´・ω・`)
まぁいいや(´・ω・`)
この宇宙は愛のカップラーメンです。
あなたはカップです。
あなたの中に愛があるのではなく、愛の中にあなたがあるのでもなく、愛であるあなたの中に宇宙があります。
あなたは愛です。
あなたにとって、このカップラーメン物語が、何らかの気づきとなってくれたらうれしいです。(たぶんそれはないけど)
あなたの生きる毎日が、おいしいカップラーメンでありますように。
愛と光を。
p.s.
この物語の中で、最も重要な点は、あなたの方から愛子さんに救いを求めるという点です。
愛子さんはあなたの意志をどこまでも尊重します。
だから、必ず、あなたの方から愛子さんに助けを求めてください。
そうすれば、少しずつ宇宙が解体されていきます。
今はネコちゃんがまたわけのわからないことを言っていると思われるかもしれませんが、そのときには、はっきり知られているように、はっきり知ることができます。
愛子さんに呼びかけて見捨てられる人は一人もいません。
また、愛子さんの目にとまらない人も一人もいません。
愛子さんはもうあなたを見つけています。