ネコによる福音書

~愛と癒しのメッセージ~

ネコによる福音書
ネコによる福音書

わたしはあなたが大好きです。ネコはあなたが大好きです。

ねこ cat

 

魂の目的は、「好奇心を満たすこと」にあるらしい。

 

だから、魂というものは、冒険が好きなのだ。

 

それがたとえ、危険を伴う体験であったとしても、魂はそれを望んでいるのだ。

 

一方、肉体の目的は、「自己防衛」と「種の保存」にあるらしい。

 

だから、肉体というものは、とても臆病で、怖がりで、それでいて攻撃的で、衝動的でもある。

 

肉体は、魂とは違って、新しい刺激なんてものは求めていないし、安定した毎日と、プログラムされた欲求を満たすことに一生懸命だ。

 

宇宙は、神の好奇心によって生まれ、神は、生命への愛のために、それを、不思議な形で分かち合われた。

 

つまり、「好き」という気持ち、何かを「知りたい」という思い、そういった感情的なエネルギー(いわゆるパトス)が、存在するすべての原動力であり、存在するすべてを存在させている理由でもある。

 

それ、それ自体が目的であり、それ、それ自体が神の正体なのだ。

 

では、「好き」という気持ちは、どこからくるのか?

 

どこにあるのか?

 

一体、それはなんなのか?

 

考えてみなくてはいけない。

 

「好き」という気持ちは、愛の中に仕舞われている。

 

愛は、「好き」という気持ちを入れておくための宝箱なのだろう。

 

まず、愛があり、愛が開かれると、そこに宇宙が生まれる。

 

宇宙は、「好き」という気持ちの集合体であり、神の好奇心のために創造されたポエムであり、物語であり、音楽であり、絵画なのだ。

 

「好き」という気持ちも、愛も、すべてのものは「ここ」にある。

 

「ここ」とは、すべての点であり、時間と空間が同じ意味になる場であり、時であり、今であり、あなたのことでもある。

 

このような複雑なようで、とてもシンプルな世界の中で、「魂」と「肉体」を持って、わたしたちは生まれた。

 

わたしたちは、「ここ」に生まれた。

 

新しい冒険を望む「魂」と、穏やかな繁栄を望む「肉体」が一つになって、そして、この2つの相反する「あり方」を橋渡しするために、わたしたちの中には「心」が生まれた。

 

「心」はあとから生まれたのだ。

 

「心」はもともと存在しないものだったのだ。

 

だから、いつも2つの「あり方」の間で揺れ動いている。

 

心は苦しめられ、傷つけられる。

 

しかたのないことだけど、やっぱりそれは悲しいことだとも思う。

 

 でも、じゃあ、どうすればいいんだろう?

 

どうすれば、わたしたちは自由になれるんだろう?

 

幸せになれるんだろう?

 

 一つずつ順番に考えていくと、どうやら、わたしたちは宇宙ではないらしい。

 

宇宙は、好奇心のために存在し、「好き」というエネルギーの波動によって揺れ動いているけれど、わたしたち自身について言えば、その本質は宇宙の外側にあって、美しい世界の流れを、ただそこで見ているだけの愛なのだ。

 

そう、わたしたちは愛なのだ。

 

つまり、わたしたちは、宇宙という体験を分かち合われた神であり、分かち合った神でもあるのだ。

 

創造を創造した創造主がわたしたちであり、創造主に被造された被造物がわたしたちの影なのだ。

 

わたしたちは、光と影を使って遊んでいる。

 

幻のような世界と、現実のような夢の中で、なんのために生まれ、なんのために生きるのか、その意味もわからず、ただ泣いている。

 

この世界には、なんの意味もありません。

 

でも、これは悲しいことじゃありません。

 

ただ、好きなことをしていていいんです。

 

あなたの好きなことを、思いっきり楽しんでいいんです。

 

どんなしがらみにも翻弄されず、どんな意見にも左右されないで、あなたの、本当に好きなことを、心の底から楽しんでください。

 

だから、喜んでいてください。

 

笑っていてください。

 

それが自由です。

 

それが幸せです。

 

こんな当たり前のことを言うために、少しわけのわからないお話をしてみました。

 

大切なのは、あなたの心に響くこと。

 

響かないものは、共鳴しないわけだから、特に気にする必要はないんですよ。

 

なんだかよくわからないけれど、とにかく何も心配せず、いつも、いつものあなたでいてくれたらそれでいいんです。

 

神は、あなたを愛しています。

 

神は、あなたのためにすべてを整えています。

 

だから、すべてのことを神に委ね、心から安心して、大事な大事な毎日を送ってください。

 

どんな日のあなたも、大切な宝物だから。

 

最高の自分も、最低な自分も、どんなあなたも、心の底から愛してあげてください。

 

あなたがあなたであることを誇りにしてください。

 

「これがわたしだから」

 

「これが大切なわたしだから」

 

これでいいんだ、って思ってください。

 

あなたを包み込む日常が、ネコの不思議なメッセージによって、いつもとは変わったものに見えるように、いつもとは変わったものに変わるように、今日も祈りを捧げます。

 

喜びよ、広がれ。

 

悲しみよ、吹き飛べ。

 

光であるあなたが、愛であるあなたが、どんなものにも負けることがありませんように。

 

わたしはあなたが大好きです。

 

ありがとう。

 

愛しています。

 

愛と光を。

 

p.s.

 

今、あなたの魂と肉体は、知恵の輪のようにつながっています。

 

複雑に絡み合ってしまっている、とでもいいましょうか。

 

でも、本当はもっと単純なつながりであるべきであって、肉体の経験を、ただ「知る」ことができるのが魂の本来のあり方なのです。

 

あなたは今、忘れてしまっているのです。

 

本当は、自分は誰なのかを。

 

でも、心配しないでください。

 

それは必ず明らかになります。

 

具体的にいうと、あなたが自然に興味を持ったことに、普通に従っていくだけで、それは起こります。

 

すべてのことがあなたのために、もうすでに用意されていて、それは順番に起こっていきます。

 

だから、大丈夫です。

 

あらゆる思いを、あらゆる不安を、あらゆる怖れを、静かに手放してください。

 

あなたが「ここ」に存在すること、今生きていることを、噛みしめるように、深く味わうように、感じ続けてください。

 

これは深い瞑想状態に似ています。

 

これは清らかな祈りの状態に似ています。

 

あなたが「ここ」に「ある」こと、「わたしがある」ということ、ただそれだけを、いつもいつも、何度も何度も、思い出してください。

 

天国を思い出してください。

 

あなたのパズルはもう解かれています。

 

知恵の輪は外れています。

 

愛しています。

 

本当に。

 

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