世界は聖なるおにぎり。ネコは聖なるおにぎり。
こんにちは。
愛と光の天使たち。
もぐもぐおいしいおにぎりたちよ。
わたしはあなたのことを愛しています。
今日は、「愛」と「スピリット」と「素粒子」のお話です。
この世界は、「愛」と「スピリット」と「素粒子」の3つの要素からなる正三角形で表すことができます。
図にすると以下の通りです。
なぜ三角形で表すのかというと、この3つは「三位一体」で、分けることのできない一つのものだからです。
つまり、これが「愛」だよ、これが「スピリット」だよ、これが「素粒子」だよ、こういう要素があるんだよ、とわたしはこれからあなたに説明しますが、実際にはこれらはバラバラに存在しているわけではなく、ただ、あなたに言葉でこの世界について伝えるために必要なのでこのように表現するんだよ、ということを覚えておいてください。
実際に存在しているのは「愛」だけです。
わたしがあなたに伝えるべきことも、本当は「愛」だけです。
「愛があります」
”Love is”
真実はこれだけです。
でも、これじゃあ何がなんだかわからないし、はぁ、そうですか、さようならって感じになってしまうので、きちんと説明しますね。
これがわかると、この世界で今何が起きているのかがわかるようになって、あなたがより自分のことを深く愛せるようになると思います。
それでは、一つずつその要素を見ていきましょう。
①愛
「愛」とは、「無限」で「永遠」で「完璧」な「存在」です。
このことは人間の理性で知ることはできないので、説明することが非常に難しいのですが、わたしたち人間の愛情にとても良く似ているので、「愛」と表現されることが多いです。
親の子どもに対する「無条件の愛」、「無償の愛」が一番この「愛」に近いと思います。
もっとも、「兄弟愛」や聖者の「博愛」やプラトニックな「恋愛」なども、「愛」にとてもよく似ています。
「愛」は、この世界の何かに「近い」とか「似ている」という表現でしか説明できません。
というのも、この世界の中には「愛」は存在せず、見えないからです。
「愛」は、「無」と表現されることもあります。
それは、「愛」がこの世界のすべてを包み込んでおり、すべてのものを存在させている基盤として地上に広がっているからです。
たとえば、「白い部屋の中にりんごがある」とします。
この場合、「愛」は「部屋」そのものです。
今はとりあえず、このまま次に進みましょう。
②スピリット
「スピリット」とは、この世界にあまねく広がっている「光」です。
わたしたちには一人ひとりに「心」がありますが、その一人ひとりの「心」をすべて集めて一つにしたものが「スピリット」だと思ってもらってもいいかと思います。
「スピリット」は一つです。
個別の「スピリット」、個別の「魂」というものはありません。
すべての「スピリット」は一つにつながっています。
「スピリット」の存在しない場所はありません。
鉱物、植物、動物、空も川も海も山も森も、すべてのものに「スピリット」が宿っています。
スピリットは最速で振動しています。
「最も速い速度」で振動しています。
「スピリット」と「愛」は一つです。
「スピリット」は「愛」と分かれて存在することはできません。
ここからが神秘です。(ちょっと難しいかもしれません)
「スピリット」の振動数は、「愛」の意志によってその速度が変わります。
「愛」が望むと、「スピリット」はその最速であった振動数を落とし、ゆっくりと波動を下げることで、次に説明する「素粒子」としてこの宇宙を創造します。
完璧であるはずの「愛」が、なぜ世界の創造を望むのか、あなたには疑問に思われるかもしれません。
それは、あなたがなぜ生きるのか、なぜ生まれてきたのか、何を本当に望んでいるのか、何が一番やりたいのか、ということと深い関わりがあります。
なぜなら、この世界を今創造しているのは、あなただからです。
あなたは「愛」であり、あなたは「スピリット」です。
「白い部屋の中にりんごがある」という例えを使うと、「スピリット」は部屋の「白さ」であり、部屋の「明るさ」です。
さぁ、次に進みましょう。
③素粒子
「素粒子」とは、物質の最小単位のことです。
すべての物質はこの「素粒子」から成り立っています。
「素粒子」とは、エネルギーの波動です。
このエネルギーというのが、先ほど説明した「スピリット」なのです。
つまり、「素粒子」とは物質化した「スピリット」のことを意味します。
わたしたちの目に映るすべての「もの」は、「スピリット」が形となって現れたものなのです。
「愛」の意志、「愛」の望みを叶えるために、「スピリット」はその振動数を下げることで、「素粒子」生み出し、その「素粒子」の運動(回転)の仕方や、その組み合わせの違いによって、それぞれ異なる物質が生まれています。
「素粒子」(物質)と「スピリット」は対立する概念ではありません。
それらは同じものです。
同じものが、それぞれ違った表現をしているに過ぎません。
体があって、心があるとき、体は目に見える心であり、心は目に見えない体です。
「白い部屋の中にりんごがある」という例えでいうと、「素粒子」は当然りんごです。
これでこの世界の3つの要素の説明を終わります。
さて、前置きが長くなりましたが、ここからがわたしの伝えたいことです。
宇宙は一つの「スピリット」によって創造されました。
「愛」がそれを望んだからです。
このことを説明するために、「白い部屋の中にりんごがある」という例えを使います。
「部屋」は「りんご」を愛しています。
少し不思議な言い方をすると、あまりにも「りんご」を愛しているので、「りんご」をそこに置いたのがこの「部屋」です。
「部屋」は「りんご」を愛していますが、「りんご」がそこにあるだけでは、「りんご」の見た目がわかるだけで、「りんご」の味や、匂いや、食感、重さ、手触りなどはわかりません。
そもそも、「りんご」の見た目も、まだこの「部屋」にはわからないのです。
「部屋」には目がありませんからね。
そこで「部屋」は何をしたのか?
生命を生みました。
それが、わたしたちです。
わたしたちは、この「部屋」なのです。
わたしたちは、わたしたちを生みました。
それが、わたしたちの望みだったからです。
「りんご」は宇宙です。
わたしたちは、「部屋」であると同時に「りんご」でもあります。
なので当然、わたしたちは「スピリット」でもあります。
このことが、今のあなたに何の関係があるのか、何の役に立つというのか疑問に思われるかもしれません。
でも、関係があります。
役に立ちます。
あなたが生まれてきたのは、あなたが今生きているのは、この宇宙を体験するためです。
喜びや悲しみも含めて、二元性の世界の中で、「生」を体験するためです。
あなたの望みが今叶えられています。
でも、あなたは今苦しんでいます。
それは、あなたが本当の自分を見失い、「生」を体験するために「死」を創造したためです。
「生」と「死」を繰り返す中で、あなたはカルマというルールに縛られてしまいました。
カルマとは本来、単なる力学的な作用です。
個体の発したエネルギーが他の個体にぶつかり、その個体にエネルギーが返ってくるというのがカルマと呼ばれているものの正体です。
この世界で生まれ変わるたびに、あなたはカルマを作り、また次の人生でそのカルマを返さなくてはならず、またカルマが生まれ、またその返済に追われています。
生まれ変わりは幻想の一部です。
そこから抜け出すための道があります。
それが、自分の本質を知ること、「愛」の望みに戻ってくることです。
カルマは消すことができます。
愛によって、それは可能となります。
あなたはこの世界の主人です。
この世界の奴隷ではありません。
世界に振り回されるのはもうやめましょう。
あなたは舞台の幕を降ろし、物語をいつでも終えることができます。
あなたは「愛」です。
自分が「愛」であることを思い出し、「愛」と一つになってください。
具体的にいうと、自分を深く愛すること、他人を深く愛すること、人生に起こるすべてのことを深く愛することで、あなたのカルマが消えていきます。
「私は誰か」と常に問い続けてください。
「本当の私」という意識から離れないでください。
深く、深く、自分の中へ、奥の奥へと入っていってください。
それは瞑想の秘密であり、祈りの秘密であり、生きることの奥義です。
あなたが本当の自分と出会えば、生きることが真の喜びに変わります。
でも、それが「いつか」やってくるという風には考えないでください。
今、あなたが自分を知ろうと努力すること、そのことから喜びが始まっています。
あなたの人生に無駄なことは一つも起こっておらず、すべてが完璧に与えられています。
だから、未熟なあなたが完璧を目指しているとは思わないでください。
完璧なあなたが、完璧であるがゆえに、わざと不完全として現れているのです。
遊んでいるのです。
だから楽しんでください。
辛い気持ちはわかります。
痛くて苦しい思いも知っています。
でも、だからこそ、そのことに意識をフォーカスするのをやめてください。
もっと壮大な宇宙の仕組みに目を向けてください。
「愛」がそこにあり、それがあなたから苦しみのすべてを取り除きます。
あなたの源へと意識を戻してください。
幻想ではなく「愛」を、闇ではなく「光」を、過去や未来ではなく「今」を見てください。
外側に向けている意識を、内へ内へと向けてください。
そうすればもう大丈夫です。
本当はそうしなくても大丈夫なんですけどね。
頭の中がごちゃごちゃしてわけがわからなくなったら、おいしいおにぎりを食べて元気を出してみてくださいね。
リラックスすることがとても大切です。
「愛」って全然難しいことじゃありませんからね。
「愛する」ってことは、一番簡単なことで、あまりに簡単すぎるので、わたしたちは見つけられないんです。
あなたはそれを見つけたら必ず爆笑します。
だって、何にもしないことが「愛」ですからね。
みんなで一緒に笑いましょう。
あなたの生きる毎日が、聖なるおにぎりをむしゃむしゃ食べる奇跡となりますように。
愛と光を。