ネコによる福音書

~愛と癒しのメッセージ~

ネコによる福音書
ネコによる福音書

神は存在するということ。ネコは存在するということ。

ねこ cat

 

神さまは宇宙を創造された後、姿を隠されました。

 

「宇宙」と名付けられたわたしたち一人ひとりは、自分自身の中に、不思議な創造を続けています。

 

自分は何を信じているのか。

 

自分は誰で、何者なのか。

 

それら、わたしたち一つひとつの思いが、言葉が、主張が、この世界を形作り、変化を続け、そして、脈打っています。

 

世界は生きています。

 

わたしたちが息をしているのと同じように。

 

世界は喜びで溢れています。

 

たとえわたしたちが、深い悲しみに満たされているとしても。

 

わけもわからないまま、わたしたちの人生は続いていきます。

 

神さまはどこへ行ってしまったのでしょうか?

 

なぜ、「宇宙」を、「わたしたち」を創造し、そして、そのままにされているのでしょうか?

 

実は今も、神さまはわたしたちと共にいます。

 

わたしたちは、それを忘れているだけなのです。

 

この、神さまを忘れていること、神さまを忘却できることは、奇跡の中の奇跡、神秘の中の神秘と言えるでしょう。

 

謎です。

 

完全に謎です。

 

人間には絶対に理解できません。(当然ネコにも)

 

ここで、あなたに伝えなければならない大切なことがあります。

 

神さまは存在します。

 

神さまは、存在するということです。

 

これは、神さまが存在できたり、存在できなかったりする可能性があって、その中で、神さまは存在するんだよ、神さまが存在できる方が本当のことなんだよ、という主張をしているわけではありません。

 

そうではなくて、神さまは存在なのです。

 

神さまは、「存在すること」そのものです。

 

「存在」が神さまの名前です。

 

神さま=存在です。

 

このことをまず、頭で理解してください。

 

そして次に、あなたの体で、あなたの心で、このことを理解してください。

 

「存在すること」を味わってください。

 

これは、あなたがいつもやっていることです。

 

これは、とても普通の感覚です。

 

「私は在る」

 

「私は存在する」

 

「私は生きている」

 

「私は今ここにいる」

 

「私、私、私」

 

これを感じることのできない人はいません。

 

これを感じることが、たったこれだけのことが、あなたをすべての苦しみから解放するためのカギなのです。

 

このことの継続の先にあるのが、「悟り」です。

 

このことが「魂の覚醒」を生み、あなたにいつも示されている「真理」を明らかにします。

 

あなたは宇宙です。

 

宇宙は神さまの体です。

 

あなたと神さまが離れて存在することなどあり得ません。

 

宇宙が存在します。

 

あなたも存在します。

 

「存在」という共通点が、あなたと宇宙にはあります。

 

「存在」を感じることが、「存在」であることが、あなたに不思議な創造をやめさせ、真実の世界をあなたにもたらすのです。

 

真実の世界とは、本当のあなたのことです。

 

あなたは自分を見つけます。

 

あなたは神を見つけます。

 

壮大な壮大な隠れんぼが、そのとき終わるのです。

 

神さまは「存在」であり、「意識」であり、「至福」です。

 

存在とは、存在することですね。

 

意識とは、気づいていること、わかっていること、知っていて、感じていることです。

 

至福とは、最上の喜びであり、失われることのない最高の幸せのことです。

 

これらが、「いまここ」にあります。

 

でも、あなたは言うかもしれません。

 

「だから何?それが私と何の関係があるの?私は日常で忙しいの。請求書の支払いがあるし、体の調子だって悪いし、苦手な人との関係で悩んでいるし、孤独で寂しいし、見たいテレビや映画もあるし、やらなきゃならないことがいっぱいあるの、だからこんなくだらないエッセイを読んでいる暇はないわけ…そもそもネコって何よ、ネコがブログを書くなんてナンセンスかつ幼稚であり、私が思うにそれは……などなど」と。

 

わたしがここでお伝えしていることは、概念であり、形而上学的なお話なのですが、実際に、あなたの現実的な悩み、実生活の問題を解決するために役に立つものです。

 

「なにもしないこと」が、あなたに解放をもたらします。

 

信じられないかもしれませんし、信じる必要もありません。

 

あなたは言われてきました。

 

「努力して、がんばって結果を出さなきゃいけないよ、自分の頭で考え、自分の力で生きていかなきゃ、とんでもないことになるんだよ」、と。

 

「がんばれ!」

 

「一生懸命やるんだ!」

 

「ファイト!」

 

「人に迷惑をかけるな!」

 

「人に頼るな!」

 

こんなこと、そろそろ終わりにしませんか?

 

一見美しく見える言葉が、実際は今現在の否定につながっているのです。

 

あるがままの現実で、何か問題がありますか?

 

あなたはこれまでとてもよくがんばってきました。

 

もうこれ以上がんばる必要はありません。

 

あとはすべて、神さまがあなたの代わりに行ってくださいます。

 

神さまにすべてを委ねてください。

 

キーワード検索のためにお伝えすると、これを「明け渡し」といいます。

 

あなたはもう何もする必要はありません。

 

明け渡しを行うと、本当に、問題が勝手に消えていくのを、あなたは次々と目撃することになります。

 

何にも努力してないのに、必要なものが、必要なだけ与えられます。

 

あらゆる思考、あらゆる感情が生まれたら、神さまの手に、存在の中に、そのすべてを委ねてください。

 

手放してください。

 

それが許しです。

 

それが愛です。

 

愛と許しが、あなたを救います。

 

考えることをやめること。

 

深刻になるのをやめること。

 

そして、「私はある」という感覚にくつろいでください。

 

思考が生まれたら、それがどんな思考であれ、手放し、「私はある」にとどまります。

 

感情が生まれたら、それがポジティブなものであれ、ネガティブなものであれ、手放し、「私はある」にとどまります。

 

自然体でいることです。

 

リラックスすることです。

 

何も考えず、何も悩まず、あるがままに、なるようになるさ、という気持ちで、神さまが自動的にあなたの人生を癒やしていくのを見ていてください。

 

自分の力なんてありません。

 

すべては存在の力です。

 

神がすべてを行っています。

 

あなたは自動的に救われていきます。

 

このブログは、ただあなたのもとにやってきました。

 

なんでやってきたのかはわかりません。

 

わたしも、なんで書いているのかはわかりません。

 

あなたも、何が書いてあるのかよくわかりません。

 

それでいいのです。

 

忘れてしまいましょう。

 

忘れてしまえるものは全部、重要なことじゃありません。

 

ぼ~っとして、くつろいでいてください。

 

「ある」「存在する」「生きている」という感覚をただ感じてください。

 

「頭がおかしくなったのか?」といわれても、気にする必要はありません。

 

「バカになってしまう、アホになってしまう」と怯える必要もありません。

 

何も考えず、何も感じない。

 

空っぽになると、まるで機械になってしまったかのような、無機質な感じを覚えるかもしれませんが、安心してください。

 

空っぽになった心には、愛が注がれていきます。

 

思考を手放してください。

 

感情を手放してください。

 

過去を手放してください。

 

未来を手放してください。

 

自分を手放してください。

 

宇宙を手放してください。

 

そして、思い出してください。

 

神さまは存在するということ。

 

神さまは愛であるということ。

 

存在は愛であるということ。

 

あなたは愛であるということ。

 

あなたが存在するということ。

 

奇跡が存在するということ。

 

すべてが存在するということを。

 

もう大丈夫なんですよ。

 

本当の本当に、何も心配いらないんですよ。

 

神さまの愛と祝福が、いつもあなたと共にありますように。

 

愛と光を。

 

p.s.

 

「存在」と「意識」は同じものです。

 

前回の記事(光であなたを満たしましょう。ネコであなたを満たしましょう。 - ネコによる福音書)は、光で自分を満たす、そして、光で宇宙を満たすという内容でした。

 

これは、「意識」を体に向けさせるためのものです。(ついでに波動も高まるので、いいことが起こります)

 

つまり、今回の記事の内容と同じことを言っているのです。

 

わたしのブログはしつこいくらい全部がおんなじです。

 

わたしはあの手この手であなたをたった一つの真実へと導きます。(好きな道を選んでくださいね)

 

「意識」は光です。

 

「存在」も光です。

 

混乱してしまいますか?

 

じゃあ、その混乱を手放しましょう。

 

そして、「私は在る」にとどまりましよう。

 

アイ・アム・ザット 私は在る―ニサルガダッタ・マハラジとの対話

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