世界は光のアートです。ネコは光のアートです。
あなたがしていることは、あなたがしているように見えるだけで、あなたがしているわけではありません。
誰も何もしていません。
あなたが自分の意志でしていることは何もありません。
ただ、一つのエネルギーが存在し、そのエネルギーがあらゆるものに形を変え、姿を変え、それぞれの時間軸の中で、変化を続けているだけなのです。
その一つのエネルギーは、神の別名であり、その変化は、神の行為です。
この世界には、神の意志だけが存在しています。
あなたの自由な意志は存在しません。
個々の人間がいて、個々の動物がいて、個々の植物がいて、個々の鉱物があって、それぞれが互いに影響を与えあっているように見えますが、実際のところ、たった一つの生命の鼓動が脈打っているだけなのです。
生命は、永遠に展開されるパズルです。
一つひとつの個体が連なり、集まり、弾けて、そして消えていきます。
一つの運動、一つの物語、一つの連鎖だけが存在します。
個人としての人間が考え、感じていることは、神がその人間に考えさせ、感じさせていることなのです。
思考も感情も、あなたの肉体の中に、どこからともなく湧き起こります。
この世界の中の、何もないと思える空間の中にも、エーテルのような、すべてを満たしている神の粒子が存在しています。
この神の粒子は、あなたがこれらのことを理解しやすくするための方便として使っている言葉であって、実際にそこにあるのは愛であり、つまりそれは、「存在することそのもの」であり、「存在することそのもの」が、あらゆる場所に存在しています。
わたしたち人間の理解で言えば、それは無であり、そこには、というか、「ここ」には、何も存在していないと考えることができます。(「ここ」だけが存在します)
何もないところから、何かが起こり、現れている、という神の奇跡を、わたしたちは体験しています。
すべてのことは、自動的に起こっています。
すべての生命は、自動的に反応しています。
世界は光のアートです。
ここではあらゆることが起こります。
ここには意味もなく、目的もありません。
でも、どうか誤解しないでください。
これは悲しいことではありませんし、虚無的な命題でもありません。
ニヒリズムを排して、深い深い愛に気づいてください。
世界には意味があるわけではありませんが、「美」があります。
美とは、意味を超えたものです。
たとえば、青という色がありますね。
青の意味を人は知ることができません。
なぜなら、青という色には意味がないからです。
でも、人は青を知ることはできます。
目で見て、青を見ることができるからです。
それと同じように、神の意味を人は知ることができません。
しかし、神を知ることはできます。
それが、あなたが今生きている理由なのです。
あなたは知りたかったのです。
神とは何かを。
そして、神だけが存在するすべてです。
神とは、美のことです。
この世界にはただ、美しさがあります。
でも、その美しさを美しいと思うとき、その美しさを感じている誰かはそこにはいません。
いなくなります。
なぜなら、そのときあなたと神は一つだからです。
あなたはとても美しい存在です。
あなたは神です。
でも、あなたはまだそれを知りません。
あなたはなぜそこにいるのでしょうか?
あなたはなぜ、存在しないはずの「自分」というものを持って、この世界で生きているのでしょうか?
世界を動かしているのは神であり、あなたではありません。
でも、あなたは自分の意志で考え、行動し、あらゆる決定を下していると思っています。
とてもおかしなことが今起きています。
この世で起こるおかしなことの中で、最もおかしなことは、あなたがあなたとして存在していることです。
しかし、それすらも、神の望みなのです。
神さまは遊んでいます。
だから、楽しんでください。
でも、じゃあ、どうすればいいの、とあなたは考えるかもしれません。
自分は何をすればいいのか、何のために生きればいいのかと、途方にくれてしまうかもしれません。
いいですか?
よく聞いてください。
あなたは今、神の中にいます。
あなたが今、疑問に思っているすべてのことは、あなたの意志で疑問に思っているわけではありません。
すべては神の意志です。
それは、自然に、あなたの中に生まれるもので、あなたとは何の関係もないものです。
だから、手放してください。
疑問を持たず、何も考えず、ただ、したいことをしてください。
遊んでください。
もし、何もしたいことがないのであれば、少しだけ、神さまについて考えてみてください。
そして、「沈黙の中で」神さまを感じてみてください。
神は世界の素材です。
あらゆるものが、神さまで出来ています。
そして、神がすべてを行っています。
神がわたしを動かし、神があなたにこの言葉を送っています。
神だけが存在するすべてです。
このことについて、少しだけ考え、そして、ゆっくりとその意味を感じてみてください。
当然、あなたがそうすることも、神が行っていることなのです。
不思議な感じがしませんか?
あなたが考えていること、感じていることのすべてが、神の配慮によって、ただ起こっています。
あなたは光です。
あなたは神のアートです。
あなたに与えられた役割を、あなたがどのように生きるにせよ、あなたは愛され、守られ、導かれています。
神さま、あなたを感じてください。
神さま、聞こえていますか?
わたしの声は届いていますか?
わたしの愛する神さま、あなたが道に迷うことはありえません。
そんなことは、わたしがさせません。
さぁ、すべての思考を手放してください。
すべての感情を手放してください。
そして、できるだけ長く、その状態にとどまってください。
不思議な感覚、神秘的な気持ち、今、生きているという感覚、存在しているという感覚、「私がいる」という感覚に、あなたのすべてを捧げてください。
捧げ続けてください。
あなたの光が、人生のすべての困難を忘れさせ、神であることを思い出せるように、わたしは祈り続けます。
あなたである神さま。
愛しています。
いつまでも永遠に。
愛と光を。
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