ネコによる福音書

~愛と癒しのメッセージ~

ネコによる福音書
ネコによる福音書

この世界にはあなたしか存在していません。ネコはここにいません。

おかしいと思ったことはありませんか?

 

人生について。

 

生きることについて。

 

疑問に感じたことはありませんか?

 

これは、「なんで生きているんだろう?」とか、「何のために生まれてきたんだろう?」というレベルの話ではないのです。

 

あなたはこの世界のトリックにまんまとハマり、この世界に閉じ込められています。

 

あなたは今、この世界とは別の場所にいます。

 

宇宙の中に地球があって、地球の中に国があって、国の中に自分の生活する街があって、あなたはそこに生まれてきて、そこで死んでいくと信じています。

 

それは、あらゆる意味で正しくありません。

 

あなたはそこにいません。

 

いないのです。

 

あなたは別の場所にいます。

 

別の場所と言っても、いくつも場所が存在するわけではありません。

 

存在する場所は一つだけです。

 

それは愛です。

 

愛だけがあなたが初めからいる場所であり、あなたは今も愛の中にいます。

 

あなたが存在していると信じているこの世界は、あなたが創り出した幻です。

 

この世界は、あなたがあなた自身を分裂させることで創り出した鏡の国です。

 

この世界にはあなたしか存在していません。

 

他には誰もいません。

 

すべてあなたです。

 

あなたが好きな人も、あなたが嫌いな人も、あなたが自作自演で創り出した幻です。

 

あなたの好きな物も、あなたの嫌いな物も、あなたの思考に反応して生み出されたプログラムです。

 

あなたはとても不可解で、奇妙なやり方で自分自身を傷つけています。

 

あなたはその小さな体の中に自分を閉じ込め、壮大な宇宙の中で自分には何も出来ないという偽りの無力感を味わっています。

 

ほんの少しの幸せで満足ですか?

 

じわじわと心を削っていく苦しみを終わらせたくはありませんか?

 

他者を非難することで、自分の存在の清らかさを証明することはできません。

 

また、他者を尊敬することで、自分の小ささを嘆き悲しむ必要もありません。

 

だって、そこにはあなたしかいないから。

 

たくさんの情報があなたを惑わせています。

 

テレビやインターネット、その他あなたが創り出したあらゆるメディアは、あなたが絶対に愛などという存在ではないと教えるでしょう。

 

しかしながら同時にあなたは、自分がもしかしたら愛という素晴らしい存在なのではないのか、という希望を抱いてもいるのです。

 

あなたにはっきりと伝えておきたいのは、あなたは今、狂気の中にいるということです。

 

あなたは愛の方へ戻りたいと望みながら、愛を怖れ、愛と一体となるのをいつまでも先延ばしにしています。

 

「時間」を無駄にするのは、もうやめましょう。

 

最も、「時間」なんて存在しないのです。

 

あなたが自分で自分にかけた催眠から、目を覚ましてください。

 

あなたは自分の創ったものを、創ったときと同じように消すことができます。

 

注意していただきたいのは、創ったものがそこに「ある」とは思わないことです。

 

そこにそれは「ありません」。

 

そうではなくて、あなたとそれとは同じもの、一つのもの、という意識をもってください。

 

あなたがあなたの外側に存在していると考えているすべてのものは、あなたが自分の体だと考えているものと同じようにあなたの体なのです。

 

あなたはあなたの創り出した宇宙の一部ではなく、あなたは宇宙全体であり、すべてのものが一つです。

 

わたしの言葉も、あなたがあなた自身に語りかけている言葉の一つで、独り言のようにあなたは真実に気が付こうとしているのです。

 

わたしはあなたのエゴではなく、あなたの魂を揺さぶって、あなたがそこから抜け出す道を指し示します。

 

あなたは尋ねます。

 

「じゃあ結局どうすればいいんですか?」と。

 

わたしは答えます。

 

「その問いはどこからきたのでしょうか?」と。

 

問いというものは、答えと出会ってはじめて知識となりますね。

 

つまり、不完全な思いなのです。

 

そして、不完全なものは、不完全なものからしか生まれません。

 

あなたに疑問を抱かせるすべてのものはエゴです。

 

その声に従ってはいけません。

 

そのやり方では決して愛にたどり着くことはできません。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

それはとても簡単で、とても難しいことです。

 

問いを手放し、答えを求めるのをやめましょう。

 

そうするとあなたは不安になるかもしれません。

 

不安を手放しましょう。

 

怖れが生まれたら?

 

怖れを手放しましょう。

 

わからないと思ったら、「わからない」を手放します。

 

知りたいと望むなら、「知りたい」を手放します。

 

そんなことをしていても、幸せにはなれないのではないかとあなたは思われるでしょう。

 

この「世界」に愛がなかったのなら、そうだったかもしれません。

 

しかし、愛はありました。

 

愛はいつまでもあります。

 

そして、あなたは愛されています。

 

本当に、信じられないほど、あなたは愛されているんですよ。

 

一体誰に?

 

愛そのものに。

 

でも、どうしたらいいんだろう?

 

その思いを手放しましょう。

 

 あなたは安全で、守られています。

 

本当にもう何も心配しなくて大丈夫なので、うろたえることもやめましょう。

 

救いの手が現れます。

 

ごく自然に、まるで奇跡ではないかのように、あなたにとってあたりまえのやり方でそれは出現します。

 

大丈夫ですよ。

 

もう怖くありませんよ。

 

あなたは今までどおりの生活をしていてかまいません。

 

大きく何かを変えようとしなくてもいいのです。

 

何かをしたくなったら、してみましょう。

 

その思いが愛から生まれたものなのか、エゴから生まれたものなのか、心配する必要はありません。

 

あなたがどこにいようと、愛はあなたを助けることができるからです。

 

愛がやってきます。

 

すべてを手放しましょう。

 

そうすれば、愛だけが残ります。

 

そして、愛がやってきます。

 

一つの仕切りで仕切られた水が、その仕切を外すと再び出会うように、あなたは再び愛と出会います。

 

あなたが自分になるために、必要なことは何もありません。

 

余計な荷物、意味のないすべてのものが、あなたをあなたでないものに見せかけているだけです。

 

あなたより美しい人はいません。

 

あなたより賢い人もいません。

 

あなたより立派で、勇敢で、ユーモアがあり、魅力的な人はいないのです。

 

他の人はそこにいないのです。

 

この世にはあなたしかいないのです。

 

他人とあなたを比べても、そこには誰もいません。

 

安心していきなさい。

 

目覚めましょう。

 

あなたの生きる毎日が、神秘の中の神秘で満たされ、鏡の中のあなたが、鏡を超えて、大きな大きな光を放ちますように。

 

愛と光を。