ネコによる福音書

~愛と癒しのメッセージ~

ネコによる福音書
ネコによる福音書

愛するとは、自然体でいること。子どものように笑い、ネコのように眠ること。

そのとき、弟子たちがイエスのところに来て、

「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」と言った。

そこで、イエスは一人の子供を呼び寄せ、彼らの中に立たせて、言われた。

「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。」

【マタイによる福音書 18章 1節から5節】

 

こんにちは。

愛と光の天使たち。

夢と魔法の子どもたちよ。

わたしはあなたのことを愛しています。

 

さぁ、愛について語りましょう。

 

この世界を超えて、本当の喜びを体験するために、あなたがしなければならないことは何もありません。

 

あなたにはやらなければならないこと、しなければならないことは何もありません。

 

あなたの本質、あなたという存在の真の姿は、「愛」そのものです。

 

あなたが愛であるためにしなければならないことは何もなく、あなたが愛であれば、あなたの望みはすべて叶います。

 

もし、あなたが人生に生きづらさを感じているとしたら、それはあなたが緊張していて、力んでいるからに他なりません。

 

力を抜いてください。

 

リラックスしましょう。

 

あなたの心の中に、不必要な思いや、余計な考え方が存在するとき、あなたは不自然にふるまい、自分ではないもののように他人を演じています。

 

それはあなたではありません。

 

本当のあなたは、自分を良く見せようとしなくても、美しく、魅力的で、ユーモアがあって、優しくて、勇敢で、賢くて、とても素晴らしい存在です。

 

体の力を抜いてください。

 

心をゆるめて、笑顔になりましょう。

 

愛とは特別なものではありません。

 

それはあなたのすぐそばにあって、あなたに見つけてもらうのを、ずっと心待ちにしています。

 

子どもだった頃、あなたはもっと自由でした。

 

友だちと遊ぶために、その子の容姿や社会的なステータスを意識したでしょうか?

 

自分が楽しいことをするために、そのあとの結果を計算したり、自分をにとってどのようなメリットがあるのかを考えたりしたでしょうか?

 

そんな子どもがいたとしたら、あなたはおかしいと感じるのではありませんか?

 

でも、あなたはそのおかしさを、今抱えて生きてはいないでしょうか?

 

どうか、子どもの頃のような気持ちを、今ここで思い出してください。

 

そして、夢のような時間を、魔法のような生き方を、もう一度取り戻してください。

 

何があなたを変えてしまったのでしょうか?

 

多くの教えが、多くの情報が、多くの方法が、あなたを惑わせています。

 

たくさんの教えはいりません。

たくさんの情報はいりません。

たくさんの方法はいりません。

 

たった一つの愛でいい。

たった一つの愛があれば、あなたは自分でいられるのだから。

 

変わってしまった自分を責める必要はありません。

 

あなたは自分を守ろうとして、必死で自分を傷つけまいとして、たくさんの知識と哲学で身を固めました。

 

でもそろそろ、そういったものを捨ててもいい頃です。

 

構えを外しましょう。

 

ガードを解いてください。

 

愛があなたを守ります。

 

これからは、愛することが、あなたの知識であり、あなたの哲学です。

 

あなたは優しいから傷ついてきました。

 

その優しさを守るために、あなたは社会的な成功や、一般的な幸せな定義を犠牲にしてきたかもしれません。

 

あなたが失ってきたもの、あなたが得られなかったものは、すべてあなたには必要のなかったものです。

 

安心してください。

 

リラックスしましょう。

 

あなたはもともと素晴らしい存在です。

 

立派な大人になる必要なんてありません。

 

優しい人間になる必要もありません。

 

聖者のようになろうとして、たくさんの痛みを受け止めなくても、あなたは元から聖者で、清らかで美しい存在です。

 

あなたの良さを証明する必要はなく、あなたの正しさを主張する必要もありません。

 

なぜなら、わたしはあなたの良さを知っており、あなたが正しい道にいることを知っているからです。

 

わたしが知っていることは、愛も知っています。

 

愛とは神であり、宇宙のすべてであり、純粋なエネルギーであり、大いなる優しさであり、そして、あなた自身でもあります。

 

わたしは、ずっと長い間かくれんぼをしていた友だちを見つけたような気持ちで、あなたに語りかけています。

 

やっときみを見つけたよ。

 

今度はきみの番だよ。

 

他人の中に、愛を見つけてください。

 

他人の中に、光を見つけてください。

 

全身の力を抜いてください。

 

いつも自然体でいてください。

 

微笑みの中で輝く、心優しき聖者のように、他者の歩む道を照らし、他者の中に光を見れば、あなたは本当に自由になり、あなたは本当に救われます。

 

喜んでいてください。

 

もう何も怖がらないでください。

 

わたしの大切な友だちであるあなたを、決して孤独の中で置き去りにはしません。

 

愛がやってきました。

 

光がやってきました。

 

もう何も心配いりません。

 

重たい荷物はいりません。

 

何もかも過ぎ去ったこと、終わったこと、消えていった思い出たちです。

 

あなたを束縛するものは何もなく、あなたは新しい生き方ができます。

 

新しい命を育んでください。

 

あなたの心の中にいる子どもを、いつまでも大切にしてください。

 

ありがとう、大切なきみ。

 

ありがとう、心からの友だち。

 

あなたの生きる毎日が、夢と魔法で輝き、凍てつく現実の嵐を、凪に変える愛を、あなたがいつまでも守り抜きますように。

 

愛と光を。

 

※聖書の引用は、日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』からのものです。