ネコによる福音書

~愛と癒しのメッセージ~

ネコによる福音書
ネコによる福音書

世界は神秘のオルゴール。ネコは神秘のオルゴール。

ねこ

 

こんにちは。

愛と光の天使たち。

喜びを奏でる美しいメロディたちよ。

わたしはあなたのことを愛しています。

 

今日はこの世界が神秘のオルゴールであるというお話です。

 

 

運命というものについて、あなたはどのような考え方を持っていますか?

 

未来はまだ決まっていなくて、わたしたちの自由な意志によって選択することができると思いますか?

 

それとも、わたしたちには自由な意志はなくて、未来はすでに決まっているものだと思いますか?

 

この世界では、あなたの信じていることが現実として実現されます。

 

だから、あなたは自由意志の有無さえ選ぶことができるのです。

 

どちらかを選ぶことができるのだから、自由意志はあるのではないか、と思われる方もいるかもしれませんが、あらかじめ選ぶことが決まっていたのではないか、と考えることもできるので、やっぱり同じことなんですね。

 

何を信じていたとしても、あなたの思っていることが、あなたの現実として現れるだけなのです。

 

そこでわたしは、あなたには「自由な意志は存在しない」という考え方を提示します。

 

なぜなら、「自由意志は存在する」という考え方の方が一般的なものであり、そういった考え方では苦しみから解放されない魂が存在するからです。

 

それに加えて、わたし自身、自由な意志は存在していないということを確信してもいるからです。

 

だからわたしは、自由な意志は存在しないという立場からお話をしていきますが、だからといってあなたが、このことを無理に信じる必要なんてありません。

 

あなたの役に立つと思うことは活用し、役に立たないと思うことはすべて捨ててしまってください。

 

あなたの理性が拒絶するものを、あなたは受け入れるべきではありません。

 

なぜならそれは、あなたが自分自身を愛することにはならないからです。

 

あなたはあなたの納得できる考え方だけを受け入れ、あなたの信じる通りの生き方を実現してください。

 

どこまでも自分を愛することを徹底してください。

 

 

さて、わたしはこの世界には自由な意志は存在しないと考えています。

 

そもそも、世界には「意志」は一つだけであり、個別の「意志」というものが存在しないと考えています。

 

それはわたしが、自分の思考を観察することによって得た答えなのです。

 

目を閉じて、ただじっとして、わたしは自分の思考を観察し続けました。

 

すると、わたしはあることに気がついたのです。

 

それは、「思考をコントロールすることはできない」ということです。

 

思考がわたしのものならば、思考はわたしの自由にコントロールできるはずです。

 

でも、それはできませんでした。

 

考えたいことを考えることはできます。

 

しかし、考えを止めることがどうしてもできないのです。

 

無の境地ような場所に自分を置いたとしても、思考は生まれ続けていました。

 

これはおかしい、とわたしは思いました。

 

わたしの頭の中に浮かぶすべてのアイデアは、わたしがすでに知っていることの中から組み合わされ、紡ぎだされるはずであると思っていました。

 

しかし、実際は違うのです。

 

わたしは知らないことも知ることができることに気がつきました。

 

いわゆるインスピレーションやひらめき、直観と呼ばれているものですね。

 

これは別に特別なことではなく、誰にでも経験があると思います。

 

これらの思考がどこからやってくるのかについて、わたしは考え始めました。

 

思考というものは、脳内の電気信号の流れにすぎないものなので、それはつまりエネルギーです。

 

すべてのエネルギーは物理法則に従います。

 

そこでわたしは、「力」について考えざるを得ませんでした。

 

「力」とは何かについて考えたとき、「力」とは宇宙を最初に起こした「力」以外には存在しないという結論に至りました。

 

なぜなら、この世界のその他すべての「力」は、この最初の力の派生に過ぎないものだからです。

 

そのように考えながら思考を見つめていると、わたしはこの思考を見つめている「私」もエネルギーに過ぎないのではないかと思うようになりました。

 

そこには「思考」と「私」と、それらを見ている「わたし」が存在しているのです。

 

わたしが二人いるのです。

 

「わたし」の中に「私」が生まれ、その中にさらに「思考」が生まれています。

 

考えている「私」とは別に、それを見ているだけの「わたし」が存在しています。(見ているというより、ただそこに「ある」という感じような気もします)

 

なぜなら、考えている「私」が、「私」を「私」だと思えるのは、「私」以外の何かがそこに存在していなければ絶対にできないからです。

 

一なるものは、一なることを理解できません。

 

二であってはじめて、それを知ります。

 

ここはちょっとわかりにくいので、あんまり深く考えなくても大丈夫ですよ。

 

とにかく、「思考」や「私」というものは、「わたし」の中にただ自動的に起こっているだけのエネルギーであると思ったのです。

 

あなたも是非やってみてくださいね。

 

この「思考」や「私」というエネルギーがどこからやってくるのか、「わたし」にはわかりません。

 

でも、それはただやってくるのです。

 

そして、それはいつのまにかどこかにいってしまいます。

 

不思議ですね。

 

わたしは、すべてのことはすべてのことに対するメタファーであると考えているので、宇宙の中にあるすべてのエネルギーもまた、どこからかやってきて、どこかへ消えていくだけのものなのではないかと思うようになりました。(そもそもこの考えがどこからやってきたのかもわかりません)

 

こういった経緯でわたしは、この世界を創った最初の「力」が、最初の意志であり、それ以外に意志はあり得ないと考えるようになりました。

 

 

そこで、わたしはこの世界は神秘のオルゴールであるように思ったのです。

 

オルゴールから奏でられる音楽はすでに決まっていて、その演奏がただ流れるだけです。

 

わたしたちの思考も、宇宙も、これと同じようなものです。

 

起こるべきことが、ただ起こります。

 

わたしはいつも、あなたが苦しみから解放されるための方法について考えています。

 

これはなぜか、考えないじゃいられないんです。(このこともたぶん決まっているのだと思います)

 

あなたの苦しみの原因は、このオルゴールの演奏を止めようとしていることにあるのではないかと思います。(最近読んだ小難しい本に、苦しみは抵抗であると書いてありました)

 

起こるべきことが起こることに抵抗し、演奏の邪魔をしていることが、あなたの苦しみの原因なのです。

 

このとき、あなたの体の中のエネルギーが収縮して、それをあなたは苦痛として感じているように思います。

 

だから、オルゴールの奏でる、美しい音楽の流れに身を委ねてください。

 

その一つの音は、もしかしたら悲しみであるとか、怒りであるかもしれません。

 

でも、音楽は一つの音だけで構成されているわけではありません。

 

全体で一つの作品なのです。

 

時間が経てばわかってくるようなことが、もしかしたらあるのかもしれないじゃありませんか。

 

だからどうか、苦しまないで、どうにかこうにか、この世界に演奏を続けさせてあげてください。

 

必ずいいことがやってきますよ。

 

それは本当です。

 

このオルゴールの作者は、あなたのことを愛しているのです。

 

なぜなら、あなたはこのオルゴールの音色を聞いているからです。

 

これはあなたのために創られたオルゴールです。

 

このオルゴールを創ったのはあなたです。

 

なぜなら、あなたはこのオルゴールに参加しているからです。

 

すべての人が一つであるように、あなたとオルゴールは一つです。

 

この理屈がわかりますか?

 

ここに、このオルゴールが神秘であること証があるのです。

 

このオルゴールは愛のオルゴールなのです。

 

あなたは何か望みを叶えるために、このオルゴールを創りました。

 

だから、あなたが幸せになることは完全に保証されているのです。

 

なぜ幸せが保証されているのか?

 

それは、あなたにこのアイデアがやってきたからです。

 

わたしは愛の福音をあなたに伝えています。

 

あなたは必要があってこのメッセージを聞いているのです。

 

そこでわたしは、あなたが愛であること、あなたはいつも愛され、守られていること、そして、すべてのことを愛にゆだねれば、すべてのことが完璧にうまくいくことを伝えるのです。

 

実際、すべてうまくいくのです。

 

科学的にも、スピリチュアル的にも、あなたの幸せは約束されています。

 

この世界はあなたのことを愛しています。

 

どう考えても、それは紛れもない事実なのです。

 

あなたもそのことをなんとなくわかっているのではないかと思います。

 

だからこそ、抵抗するのはやめましょう。

 

心を開いて、ガードを外してください。

 

流れてきます。

 

たくさんの喜びが押し寄せてきます。

 

奇跡があなたに起こります。

 

怖いのはよくわかっています。

 

でも、ガードを外してください。

 

これ以上ないくらいリラックスして、世界に溶けていってください。

 

聖なる声なき声が、いつもあなたを呼んでいます。

 

その声はあなたの頭の中ではなく、あなたの胸のあたりから聞こえてきます。

 

何が起きているのか、あなたにはわからないかもしれません。

 

でも、起こるべきことが、ただ起きています。

 

信頼してください。

 

ハートは答えを知っています。

 

オルゴールの演奏が終わるまで、最後の音色が響くまで、生きることをあきらめていけません。

 

導きに従ってください。

 

この世界に愛されているということを確信してください。

 

人生に起こるすべてのことに身をゆだね、抵抗するのはもうやめましょう。

 

思考が生まれ、ただ消えていきます。

 

感情が生まれ、ただ消えていきます。

 

出会うべき人が現れ、そして去っていきます。

 

嬉しいことも、悲しいことも、すべてのことが起こり、そして流れていきます。

 

本当に大丈夫だから、どうか安心してください。

 

最後にはすべてのものが消えて、愛だけが残ります。

 

それは、永遠に残ります。

 

愛にあなたのすべてをゆだねてください。

 

あなたはもう自由です。

 

あなたの生きる毎日が、世界という神秘のオルゴールの、美しい音楽にすべてをゆだね、愛と光の中で、いつまでも安らいでいられるものとなりますように。

 

愛と光を。

  


リュージュオルゴール144弁 パッヘルベルのカノン REUGE Music box Canon in D Pachelbel